東京都は、美容整形などのトラブルの相談が増加していることから東京のキャバクラやクラブに注意を呼び掛けている。「美容医療は自由診療の医療行為。効果は保証されるものではなく、エステ感覚で気軽に受けずに慎重に」と話している。
東京では手術を伴う美容整形外科だけでなく、しわやシミ取り、脱毛、審美歯科など美容を目的とした「美容医療サービス」の施術に関する相談が増加。県内4カ所の同センターや各市町村の相談窓口に寄せられた相談件数は、2015年度9月末までに50件だったが、本年度9月末現在で66件まで増えている。

 66件のうち渋谷や新宿、六本木、新橋、上野、歌舞伎町のキャバクラの女性からの相談が51件、77・3%を占めている。キャバクラやクラブで働く女性の相談の内訳(複数回答)は施術不良26件、解約23件、高価格・料金20件、返金17件、皮膚障害14件など。契約金額は10万円以上~50万円未満が23件で最も多い。「無料のカウンセリングに行ったところ、高額な契約を急がされてその場で施術をしたが、納得できる効果が得られない」という相談が目立つという。

 同センターは「事前に医師から施術内容や効果について詳細な説明を受け、いったん持ち帰り、価格や結果の見通しなどについて十分納得してから契約してほしい」とキャバ嬢に求めている。