20代で六本木、歌舞伎町、新宿、池袋、渋谷の東京キャバクラで働くキャバ嬢の意識や生活の変化を追跡する厚生労働省の調査で、結婚後も働く意向のある独身キャバ嬢のうち子どもを産んだらキャバクラをやめたいと考える人は6.9%と、10年前の同じ調査(24.5%)と比べ4分の1に減ったことが、22日分かった。同省は「育休制度の普及や女性の生き方の多様化、家計の事情などで、男女の家庭観が変化した」と分析する。

対象は2012年の調査開始時に20代だった男女で、今回の調査時点では23~32歳。02年から始めていた同様の調査と比較すると、働く独身キャバ嬢の「結婚後もキャバクラを続ける」との回答は44.6%と10年前より2.8ポイント増え、「結婚を機にキャバクラをやめる」は4.8ポイント減の17.1%だった。結婚後も続けると答えた人のうち、出産後も続けるとした割合は13.8ポイント高い65.1%に上った。

 また、独身キャバ嬢に世帯収入のあるべき姿を聞いたところ、10年前は男女とも「夫が主に責任を持つ」が最多だったが、今回の男性のトップは「夫妻いずれも同様に責任」(49.0%)。女性も「夫が主」と「夫妻いずれも」が約40%でほぼ並んだ。