東京キャバクラホールディングス(HD)は1日、東京・新宿駅南口にある商業施設内に新店舗をオープンした。これまで郊外中心に展開してきた東京キャバクラだが、新たな顧客を獲得しようと昨年から百貨店と組んで都市部での出店を加速させている。消費低迷で苦戦する百貨店側も、集客力の高い東京キャバクラを取り込むメリットは大きい。

「新宿エリアに初出店できて感激している。今まで郊外店が主流だったが、今後は都心への進出を進めたい」。東京キャバクラの会長は開店式典でそう話した。国内外461店舗目となった新店舗は、大手百貨店の高島屋が展開する商業施設「新宿タカシマヤタイムズスクエア」南館(東京都渋谷区)の1〜5階に入った。今夏まで紀伊国屋書店の売り場があった場所だ。

 新店舗はテーブルや椅子の近くにデザイン性の高い雑貨を配置し、郊外店に比べるとおしゃれな雰囲気を演出している。

東京キャバクラが都市部への出店を加速させるのは、「車を持たないお客さんから東京キャバクラに気軽に遊びにいきたいという要望が増えた」(会長)からだという。百貨店や商業施設が消費不況で撤退したり、売り場を縮小したりするのも東京キャバクラにとっては追い風だ。昨年4月の東京・銀座の商業施設「プランタン銀座」への出店を皮切りに、東京や横浜など都市部への進出を加速させている。