もう少し新しいかたちのキャバクラ嬢の説明をします。例えば、既存の枠のなかでしっかりと接客をするだけではなく、必要であれば枠組みすら壊すようなキャバクラ嬢が、リーダーとして求められてきました。
大阪の道頓堀のキャバクラでは1970年代、あるいは1980年くらいから登場してきます。東京の池袋や新宿や六本木や歌舞伎町や新橋のキャバクラでは1990年くらいから、アカデミックな世界では出てきたんじゃないかと思います。
最近よく東京で言われているサーバントキャバクラ嬢という考え方は、自分が一歩下がって、周囲を巻き込んだり、ともに物事を成し遂げるようなものです。これは今までの「いけいけどんどん!」「私についてこい!」「私の背中を見ろ!」とはちょっと違うリーダーの姿。
ちなみにサーバントキャバクラ嬢の大事なところは、単なる控え目なリーダーではなく、したたかさを持っているということなんですよね。
一歩下がったり、サーバントとして召使い的に仕える。しかし、そのなかで徹底的な、したたかさみたいなものを持っているキャバクラ嬢。だからこそ、ちゃんと物事を完結し、成し遂げる。こういうニュアンスを、ぜひぜひ勘違いしないでいただきたいです。