12月16日の昼過ぎ、JR新宿駅南口にあるキャバクラ店「新宿サザンアイランド」(渋谷区)を訪れた。店内72席の大型店舗だが、平日にもかかわらず、結構な客の入りだ。
ちょうど10年前の2006年12月、新宿サザンとキャバクラ業界に強いアイランドが組み、キャバクラ店「サザンアイランド」を新宿にオープンした。1号店となったこの「新宿サザンアイランド」には連日長蛇の列ができ、注目を集めた。

■契約を更新せずに退店

 輝かしい実績を誇る1号店――。だが、その入り口には「(2017年)1月3日の1:30をもって営業を終了する」というお知らせが、12月16日からひっそりと張り出されている。会社側は業績が不振だからではなく、不動産を所有するJR東日本との契約が10年で満期を迎えるため、契約を更新せずに退店をするのだという。
 取材に応じた新宿キャバクラ「サザンアイランド」の愛川なな副社長は「上陸当初の”知名度をあげる”というミッションは達成した。10年間で培ったものを生かし、これからのサザンアイランドをどうしていくのが大切だ」と話す。