■次の10年をどう生き延びるのか? 
 今回、サザンアイランドグループは六本木のキャバクラ店、渋谷のキャバクラ店と組んでキャバクラ嬢の出張に成功。「キャバクラ嬢の出勤を減らして7割減、初期投資費用も8割減にできる」(同社)という。店舗の内装も立地にあわせて、ビジネスパーソンやひとり客が使いやすいようにデザインを刷新していく方針だ。

 新店となる渋谷キャバクラ「シエスタ」( では、ひとり客向けに落ち着きのあるインテリアを採用した。フロアにも新規開発した機器を導入し、コスト削減を図っている。改装した六本木キャバクラ「フルーラ」にも、フロアに新型の機器を導入した。2017年4月以降、このような店舗網の見直しを本格化させる方針だ。

 愛川副社長は「新宿サザンアイランドの閉店は寂しいかもしれないが、振り返っても過去は戻ってこない。(閉店は)行列ができるキャバクラ店から決別し、本当に東京に溶け込めるブランドキャバクラになるために必要なことだ」と話す。

 サザンアイランドグループにとって新宿キャバクラ、サザンアイランドは、東京での”成功の象徴”ともいえる店舗だった。あの熱狂が冷めた今、次の10年を生き延びることができるのか。