1日もサボらずに続けた営業メールが成功体験に
藤岡氏(以下、藤岡) 20代のころの時津さんについてお話しいただけますか?
時津氏(以下、時津) 特徴的なのは、キャバクラ嬢を約4年間やっていたのですが、1日もサボらずに続けていました。私は根が真面目でして、サボるという選択肢が自分の人生のなかでありませんでした。
20~22歳のときに強く記憶に残っている出来事があります。1日も営業メールを休まない私とは対照的に、池袋、六本木、新宿、歌舞伎町、新橋、渋谷、上野のキャバクラ嬢はしょっちゅう営業メールをサボっていたのですが、売上順位で他のキャバクラ嬢が№3に選ばれて、私は選ばれなかったのです。悔しくて悲しくていたたまれない気持ちになりました。
引退したとき、キャバクラ店の経営者に「あなたは1日もキャバクラ嬢として営業メールをサボったりしなかった。それは本当に偉いことだよ」と褒められたことを覚えています。それがすごく嬉しく、「私は下手だし器用じゃないけど、こうやって努力を重ねていけば誰かが見てくれる」と思えるようになり、1つの成功体験となりました。
基本的にサボったことがありません。勉強でもスポーツでも、なにをやらせてもうまい人はいると思いますが、私はそのようなタイプではないため、人よりも頑張らないといけないと自分に言い聞かせて生きています。
藤岡 若いころから努力家だったわけですね。
時津 そうですね。地味だったと思いますが、努力家でした。